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プロペシア
プロペシアとは、男性型脱毛症(AGA)治療薬としてアメリカ食品医薬品局(FDA)によって認められているフィナステリドを 主成分とする医療用医薬品です。世界60カ国で使用されており、日本でも製造販売されていますが、使用には医師の診断、処方箋が必要です。
プロペシアは、もともと前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、抜け毛を予防する効果が認められ、現在では男性型脱毛症の治療薬として使用されています。主成分のフィナステリドには、男性型脱毛症の原因とされる男性ホルモン(DHT)を生成する「5α-リダクターゼ」という酵素の働きを阻害することによって、DHTの生成を抑制します。これにより、抜け毛が減少し、さらに脱毛していた毛穴から正常に発毛するようになって脱毛が改善されるのです。アメリカでの臨床試験では3年継続使用で98%、日本国内でも78%の人に効果が認められています。
プロペシアは、発毛を促す医薬品ですから、副作用がある場合もあります。重篤ではないですが、約5%の人に、頭痛、胃部不快感、性欲の減退などの副作用が認められています。また、未成年者及び女性に関しては使用を禁止されています。特に妊娠中の女性は、胎児への影響が心配されます。フィナステリドは、皮膚から浸透する危険性もありますから、取扱いには充分注意が必要でしょう。